・はじめてキャンドルづくりをしてみたい!
・専門的な道具を揃えなくても、100均で手軽に入る道具・材料でキャンドルづくりを始めたい
・自宅でできるハンドメイドを趣味にしてみたい
・キャンドルづくりの本だと難しすぎて、もっと基礎的で子供でもできる簡単な作り方を知りたい
「雑貨屋さんで売っているようなキャンドル、コストをかけずに自分でつくれたらなぁ」って、思っていませんか?
かわいくておしゃれなキャンドルを、自分の手でつくれたら達成感も味わえて楽しそうですよね。
実はハンドメイドのキャンドル、100均アイテムで簡単につくれるくらい敷居が低いんです!
とりあえずお試し感覚でつくってみるのなら、100均で材料や道具を揃えるのが一番の方法です。
わざわざショップなどでキャンドルキットを探さなくても、100均ならつくりたいと思った時、すぐに道具や材料を手に入れられるから。
それに必要なものだけをピックアップして揃えればいいのでコストもおさえられ、材料も使いきれて余りません。
気軽さの観点で見ると、100均で揃えるのがベストなんですよ~
ショップでキャンドルキットを買うと1,000円台後半~3,000円台程度かかってしまうので、100均で揃えればとてもお得です。
キャンドルづくりはお菓子づくりが好きな人なら、お菓子づくりと似た感覚で楽しめる趣味。
ハンドメイドしたことのない人でも、「私は不器用だから・・・」と心配している人でも簡単に始められます。
手づくりのキャンドルをお茶の時間や食事の時間、リラックスタイムなどに使えば、自分ひとりの時ももちろん、ひとつ屋根の下で暮らす家族やパートナーとも、一緒にゆったりとした温かい時間をシェアできます。
あるいは火を付けずにインテリア雑貨として置くだけでも、お部屋の雰囲気も明るくなって、気持ちが潤います。
キャンドルは日々の暮らしを豊かに彩り、リラックスできるひとときを演出してくれるのです。
そこで今回は「自分でキャンドルをつくってみたい!」という方向けに、自宅で簡単に始められる趣味として、100均アイテムを材料にしたキャンドルのつくり方をご紹介します。
この記事を読めばはじめての100均キャンドルづくりでも、かわいいキャンドルを何種類かつくれるようになり、新しい趣味も・ゆったりとした時間も楽しめますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
必要なのはたったこれだけ
キャンドルづくりの道具・材料は揃えるものが多そうで費用が心配・・・なんて思っていませんか?
心配はご無用です。
家にあるものも使いつつ、100均で道具や材料を揃えれば、500円もかからずにキャンドルづくりをはじめられるから。
わざわざキャンドルづくりのためのキットや専用器具・専用の材料などを最初から揃える必要はないのです。
これならお試し感覚でお金のことを気にせず、気軽にキャンドルづくりできますね♪
ここでは実際のキャンドルづくりにおいて
- 必要な道具
- 必要な材料
- かかる費用
の3点をお伝えします。
必要な道具
キャンドルづくりに最低限必要な道具は6つ。
- 湯煎用の容器
- フライパン
- 割り箸×2膳
- キャンドルを流し込む型
- シリコンモールド
- 新聞紙
- カッター
以下でそれぞれ詳しくご紹介しますね。
湯煎用の容器
キャンドルづくりでろうそくを溶かすときには、このように湯煎をして溶かします。
こんなふうに湯煎をするので、ろうそくを溶かす入れ物が必要なんですね。
湯煎用の容器は熱が伝わりやすいステンレス製のコップや耐熱性のビーカーが使いやすいです。
私はキャンドゥ(Can☆Do)でこちらのステンレス製コップを購入しました!
取っ手が付いていて、取っ手の部分は熱くならず、溶かしたロウを型に注ぎ込む時に注ぎやすいのでおすすめです。
湯煎用の容器には直接ろうそくを入れて溶かすので、汚れてもいいものを使いましょう。
フライパン
フライパンは湯煎用のお湯を沸かすために必要です。
フライパンでなくても小さな鍋・浅めの鍋でもOKです。
フライパンや鍋が浅めだと、湯煎用の容器を入れた時にろうそくを溶かす作業がしやすいです。
作業の過程でフライパンや鍋に溶かしたロウや色付け用のクレヨンが付くことがあるので、汚れてもいいものを使いましょう。
割り箸×2膳
キャンドルづくりには最低で割り箸2膳が必要です。
割り箸を使う場面は2つ。
- ろうそくを湯煎で溶かすためにかき混ぜたり、クレヨンでロウに色付けするためにかき混ぜたりする時
- キャンドルの芯を固定する時
この2つの場面でそれぞれ割り箸を使うので、2膳必要です!
ちなみにキャンドルの芯は割り箸を使ってこんなふうに固定します。
このように芯を固定したうえで、溶かしたロウを型に流し込むのですね!
キャンドルを流し込む型
キャンドルを流し込む型には家にある色んなものを利用できます。
- 紙コップ
- 綿棒の容器
- 牛乳パックの底
- カップケーキ用のカップ
などで型を取れます。
特に綿棒の容器はかなりおすすめ。
透明の容器なので流しいれたキャンドルの様子も見れるし、キャンドルの出来上がりもツルっとして、きれいに仕上がります。
ちなみに綿棒の容器も100均で手に入ります。
シリコンモールド
シリコンモールドはキャンドルの型を取る時に使えるアイテムです。
ロウを板状に固めたり、かわいらしい形のキャンドルをつくったりする時に便利なアイテムです。
シリコンモールドはいくつあっても良いので、100均でお気に入りのものを選びましょう。
写真の2種類のように、板状に固められるシリコンモールドとかわいらしい形に固められるシリコンモールドの2つがあると便利です。
シリコンモールドは製菓用のもので十分です♪
新聞紙
念のため、キャンドルづくりの作業をする時には作業場所が汚れないように新聞紙を引きましょう。
溶かしたロウが机や台に飛び散って固まると、後でこそぎ取るのに手間がかかるんです・・・!
あらかじめ新聞紙を作業台や床に敷いておくと、後片付けの時に新聞紙を丸めて捨てればよいだけなのでとても楽です。
カッター
カッターはキャンドルの色付けのために使うクレヨンを削る時に使います。
クレヨンを削るだけなので小さめのカッターで十分です。
刃にクレヨンの色が付くので、カッターも汚れて良いものを選びましょう。
必要な材料
手づくりキャンドルの材料として必要なアイテムは、
- 仏壇用のろうそく
- クレヨン
の2つだけ。
仏壇用のろうそくは色んなサイズがあり、本数もそれぞれ異なりますが、100均ならどれも110円(税込)なのでできるだけ多めに入っているものを買うとお得です。
たとえば私はセリアでこちらを揃えました。
クレヨンはキャンドルに色を付けるために必要です。
「絵具でも代用できるのでは?」と思うかもしれませんが、水彩絵の具の場合は溶かしたロウと混ざりません。
ロウは油でできているので、水でできている水彩絵の具だと分離して色が付かないのです!
そのためロウに色付けする時には、
- クレヨン
- 油絵具(アクリル系油絵具は×)
- オイルパステル
- キャンドル用顔料ワックス
- キャンドル用液体顔料
などを使うようにしましょう。
この中で、クレヨンなら100均でも簡単に手に入ります。
子供の頃に使っていたクレヨンをまだ持っているのなら、それを使ってもOK。
私は小学生の頃に使っていたクレヨンを使いました!笑
かかる費用
フライパン、割り箸、キャンドルを流し込む型、新聞紙は自宅にあるとすると、
- 湯煎用の容器
- シリコンモールド
- 仏壇用のろうそく
- クレヨン
の4点のみ揃えればOKなので、100均に行けばたった440円(税込)で揃えられます。
もしかしたら、材料も道具もすべて、すでに家にある方もいるかもしれませんね!
ショップにもよりますが、ハンドメイドキャンドルキットは1,000円程度~3,000円程度かかるので、お得にお試し感覚でキャンドルをつくるなら100均が断とつにお手軽です。
0から道具と材料を揃えるとしても、100均で揃えれば1,000円以下で揃います!
100均で簡単につくれるキャンドル4種類
それほど手間暇かけなくても、手先が器用でなくても簡単につくれる可愛いオリジナルキャンドルは4種類。
- フローティングキャンドル
- カラーキャンドル
- レイヤーキャンドル
- チャンクキャンドル(モザイクキャンドル)
です。
実際に私もはじめてつくってみたキャンドルはこの4種類でした♪
具体的な作り方は後で解説しますが、ここではそれぞれどんなキャンドルなのかご紹介しますね。
フローティングキャンドル
時間をかけずに、もっとも簡単にキャンドルづくりをしたいなら、フローティングキャンドルがおすすめです。
子供でもつくれる簡単なキャンドルです♪
フローティングキャンドルは水の上に浮かべるタイプの小さなキャンドル。
水の上に浮かべるので、火が心配な方も試しやすいです。
大きさや厚さにもよりますが、写真のようなキャンドルだと燃焼時間も約30分~60分と短いので、ちょっとしたお茶の時間などに楽しめます。
フローティングキャンドルをつくる時には、お菓子作り用のシリコンモールドや型抜きなどが活躍します。
色付けする場合は、削ったクレヨンを使います。
カラーキャンドル
「一度もキャンドルを手づくりしたことが無いけれど、上手くできるか心配だな・・・」という人におすすめなのが、カラーキャンドルです。
カラーキャンドルは溶かしたロウに好きな色のクレヨンで色付けして、型に流し込むだけなので、難しい作業がありません。
お子さんでも簡単につくれるので、手始めにキャンドルをハンドメイドするにはぴったり!
手順も簡単ですが、好きな色を使って、好きな型を使えるのでオリジナリティもあり、手づくりした達成感も味わえます。
レイヤーキャンドル
もうちょっとデザイン性と遊び心があって簡単に作れるキャンドルなら、レイヤーキャンドルがつくりやすいです。
レイヤーキャンドルは、色の違うロウを層にして固めたキャンドルです。
好きな色を選んで、何層にもできるので、自分だけのオリジナルキャンドルがつくれます。
チャンクキャンドル(モザイクキャンドル)
カラーキャンドルやレイヤーキャンドル、フローティングキャンドルをつくってみて「もうちょっとステップアップしてみたいな」と思ったら、チャンクキャンドル(モザイクキャンドル)をつくってみましょう。
チャンクキャンドル(レイヤーキャンドル)は、色を付けたロウを固めて砕いてつくったチップを入れたキャンドルです。
キャンドルを固めるだけでなく、チップもつくるのでひと手間かかりますが、雑貨屋さんでも見かける本格的なおしゃれキャンドルをつくれます。
色合いも自由自在に、自分の好きなようにアレンジできるので、よりオリジナリティのある手づくりキャンドルづくりを楽しめます~
準備
いよいよキャンドルづくりに取り掛かるその前に!
事前に準備をしておくと、つくっている途中に手間取らず、スムーズに作業できますよ♪
準備としてやっておきたいことは、
- 新聞紙を敷く
- 綿棒の容器にサラダ油を塗る
- 使いたい色のクレヨンを削っておく
- フライパンでお湯を沸かす
の4つです。
それぞれ詳しくは次のとおりです。
新聞紙を敷く
作業する台、床に新聞紙を引きます。
キャンドルづくりをしていると、ロウが垂れたり飛び散ったり、削ったクレヨンが落ちたり、案外汚れます。
床や台にロウや色が付くと落とすのに手間がかかってしまうんです・・・!
でもあらかじめ新聞紙を敷いておけば汚れることもなく、後片付けの手間もかなり省けます。
ただ火事防止のため、火気の近くに新聞は敷かないように気を付けましょう。
綿棒の容器にサラダ油を塗る
キャンドルを流し込む型として綿棒の容器を使うのなら、サラダ油を塗っておくのがポイントです。
サラダ油を塗る理由は、油を塗っておくと型から固まったキャンドルを取り出しやすいからです。
サラダ油を塗らなくても取り出せますが、容器にキャンドルがくっついて取り出すのに一苦労するので、塗っておくのがおすすめです。
こんなふうにして塗ります~
少量で十分なので、ティッシュなどにサラダ油を含ませて、綿棒の容器(キャンドル用の型)の内側に油分を満遍なく塗りましょう。
使いたい色のクレヨンを削っておく
溶かしたロウの着色に使うクレヨンは、あらかじめ削っておくと後でスムーズに作業が進みます。
もちろんあらかじめ削っておかなくても、湯煎してろうそくを溶かす時に湯煎用の容器の上でキャンドルを削ってもOK。
でも湯煎用の容器の上で削るとクレヨンが思わぬ方向に飛んで、湯煎のお湯の中に落ちたり、フライパンやコンロなどにくっついたりしてクレヨンがこびりつき、後片付けが面倒です。
そのため前もってクレヨンを削っておくと、後片付けの時に楽なんです♪
要らない紙の上でクレヨンをカッターで削りましょう。
ちなみに100均で手に入る薬入れに削ったクレヨンを色分けして保存しておくと、後々の作業が楽になります。
フライパンでお湯を沸かす
すぐに湯煎してろうそくを溶かせるように、フライパンでお湯を沸かしておきましょう。
フライパンには3㎝程度お水を入れれば十分です!
湯煎用のビーカーやカップを入れても、溢れない程度の水でお湯を沸かします。
ちなみにろうそくを溶かしている間に、熱でお湯が蒸発してお湯が少なくなることがあるので、お湯が減って来たらフライパンに水を足してお湯を沸かしましょう。
キャンドルのレシピ・手順と所要時間
必要な道具と材料を揃え、準備はできましたか?
準備まで完了したら、さっそくキャンドルづくりに取り掛かりましょう!
ここでは前の項目でご紹介した、
- フローティングキャンドル
- カラーキャンドル
- レイヤーキャンドル
- チャンクキャンドル(モザイクキャンドル)
の作り方をそれぞれ順にご紹介します。
それぞれのキャンドルで使う道具についても書いてあるので、チェックしてみましょう!
フローティングキャンドル
①割り箸×2
②フライパン
③湯煎用の容器
④仏壇用ろうそく
⑤製菓用シリコンモールド
⑥削ったクレヨン(色付け用)
フローティングキャンドルをつくるのにかかる時間は約20分。
ここでご紹介するフローティングキャンドルは、100均で手に入れたハート型のシリコンモールドを使っています。
こちらはセリア(Seria)の製菓用のシリコンモールドです♪
このような小さな型があると、フローティングキャンドルが簡単に作れます。
- 手順①
-
ろうそくを折って湯煎用カップに入れ、割り箸で混ぜながら透明の液体になるまで溶かす。
- 手順②
-
ろうそくがすべて溶けたら芯を取り出し、乾かしておく。
- 手順③
-
溶けたロウに削ったクレヨン(好きな色)を入れて、割り箸で混ぜ、色を付ける。
- 手順④
-
色付けロウをハート型のシリコンモールドに入れる。
※ハート型でなくても、好きな形のシリコンモールドなら何でもOK。 - 手順⑤
-
乾かしておいた芯をフローティングキャンドル用の長さにカットする。
- 手順⑥
-
カットした芯をシリコンモールドに流し込んだロウが固まらないうちにさす。
※芯が倒れないように、写真のように割り箸や竹串などで支えると◎です。 - 手順➆
-
30分~1時間程度、シリコンモールドに入れて固める。
まだロウが固まり切らず、やわらかいうちに取り出すと、ロウが変形して型崩れしてしまうので注意。
ロウが固まって来ると、白っぽくなる。 - 手順⑧
-
完全に固まったら、シリコンモールドから取り出して完成。
カラーキャンドル
①フライパン
②湯煎用の容器
③仏壇用のろうそく
④削ったクレヨン
⑤キャンドルを固める型
⑥割り箸
シンプルで簡単なキャンドルを作るなら、カラーキャンドルがおすすめ。
作業の所要時間は約20分。
手順は次のとおりです。
- 手順①
-
湯煎用のカップに折ったろうそくを入れて、透明になるまで溶かす。
- 手順②
-
溶かしたろうそくの芯を取り出して乾かす。
- 手順③
-
溶けたロウに削ったクレヨンを入れて割り箸でかき混ぜ、色付けする。
- 手順④
-
型に乾かしたろうそくの芯をセッティングする。
- 手順⑤
-
色付けしたロウを型に流し込み、1時間程度置いておく。
- 手順⑥
-
固まったら型からキャンドルを抜き、余分な芯をハサミで切る。
キャンドルの芯は1㎝ほど残しておくと、添加した時に適度な大きさの炎になる。 - 手順➆
-
芯の長さを整えたら完成。
レイヤーキャンドル
①フライパン
②割り箸×2
③削ったクレヨン(2色)
④湯専用の容器×2
⑤キャンドルを固める型
⑥仏壇用のろうそく
レイヤーキャンドルはシンプルで簡単に作れるけれど、見た目がおしゃれ。
所要時間は何層のレイヤーにするか、どのくらいの大きさのキャンドルをつくるかで変わりますが、ここでご紹介する大きさ(大人用綿棒の容器くらいの大きさ)のレイヤーキャンドルなら約60分程度です。
ここでは2色のレイヤーキャンドルをつくります♪
作り方は次のとおり。
- 手順①
-
カップを2つ用意してそれぞれ湯煎し、ろうそくを溶かして芯を抜く。
- 手順②
-
ろうそくが溶けてロウが透明になったら、それぞれのカップのロウに色を付ける。
- 手順③
-
抜いた芯を型にセッティングする。
- 手順④
-
色付けしたロウを型にすこしだけ(深さ5㎜くらい)流し込む。
- 手順⑤
-
ロウが固まるのを待つ。
写真くらいの厚み(5㎜程度)なら約5分待つ。 - 手順⑥
-
一色目のロウが固まったら、その上から二色目のロウを一色目と同じ厚みだけ流し込む。
- 手順➆
-
二色目のロウが固まるのを待つ。
- 手順⑧
-
二色目のロウが固まったら、また④~⑧を繰り返す。
- 手順⑨
-
流し込んだロウが型いっぱいになったら、ロウが完全に固まるまで放置しておく。
- 手順⑩
-
型からキャンドルを取り出して完成。
チャンクキャンドル(モザイクキャンドル)
①フライパン
②割り箸×2
③仏壇用ろうそく
④湯専用の容器×3
(1つでもつくれますが、3つあると作業がスムーズです)
⑤ロウを板状に固められるシリコンモールド
⑥スケッパー
(持っていない場合は包丁やナイフ)
➆キャンドルを固める型
ちょっと手の込んだキャンドルだけれど、初心者でも簡単につくれるキャンドルならチャンクキャンドルをつくってみましょう。
これまで紹介してきた他のキャンドルよりも、若干工程が多くなるので、所要時間は1時間程度です。
ここでは3色使ったチャンクキャンドル(モザイクキャンドル)をご紹介します。
作り方は次の通りです。
- 手順①
-
カップを3つ湯煎してろうそくが透明になるまで溶かし、芯を抜く。
- 手順②
-
3つのカップに入れたロウが溶けたら、それぞれのロウにクレヨンで好きな色を付ける。
- 手順③
-
浅いシリコンモールドにそれぞれの色のロウを流し込み、固まるまで放置しておく。
シリコンモールドが無い場合は、牛乳パックなどで代用できます。 - 手順④
-
シリコンモールドのロウが固まるのを待つ間に、カップ1つを使ってろうそくを溶かす。芯は抜いておく。
色のついたロウを入れていたカップを使う場合は、新しく溶かすロウに色が付かないように、カップをきれいにしてから使いましょう。
湯煎でカップを温めたまま、ティッシュでカップの中に残ったロウをふき取るときれいになります。 - 手順⑤
-
⑤で溶かしたロウを、型いっぱいに流し入れ、周りが白く固まる程度になるまで15分程度待つ。
- 手順⑥
-
型に流しいれたロウが全体的に白っぽくなってきたら、型の中のロウを湯煎用のカップに戻しいれる。
型の周りに薄くロウの膜が張る程度(1㎜~3㎜程度の膜)が良いので、厚くなっている部分は割り箸などでロウをこそぎ落とす。
こそぎ落としたロウも、湯煎用のカップの中に戻す。
- 手順➆
-
抜いた芯を型にセッティングする。
- 手順⑧
-
シリコンモールドに入れたロウが固まったら、手で割りチップをつくる。
細かく割りたい場合は、すこし柔らかいうちにロウをシリコンモールドから取り出し、スケッパーや包丁などで小さなタイル状に割りましょう。
チップ3色は色が偏らないようにまんべんなく混ぜておくと、きれいなグラデーションカラーになります。 - 手順⑨
-
割ったチップを型に入れる。
この時、スプーンでチップをすくって型に入れるとやりやすいです。型一杯になるまでチップを入れます。
- 手順⑩
-
型から湯煎用のカップに戻したロウをもう一度溶かす。
- 手順⑪
-
溶かしたロウをチップの入った型にいっぱいになるまで流し入れる。
- 手順⑫
-
固まるまで放置する。
型からそっとキャンドルを抜いて完成。
ちょっとひと手間アロマキャンドル
朝の起床時、夜のリラックスタイム、それぞれのシーンで気持ちを切り替えてくれるキャンドルがあったら、日常生活はどうなると思いますか?
きっと日々の暮らしは精神的に豊かになるはず♪
そんな豊かな暮らしをつくってくれるのがアロマキャンドルです。
アロマキャンドルとは、100%天然成分でできた精油あるいはアロマオイルで香り付けしたキャンドルです。
自分の好きな香りを選んでつくれるので、キャンドルを楽しむひとときに、香りにも癒されます。
ここではアロマキャンドルや精油・アロマオイルについて、ご紹介します。
精油とアロマオイルの違いとは?
はじめてアロマを使うと疑問に思うのが、アロマオイルと精油の違いではないでしょうか。
「どちらも同じだと思っていた!」
「どう違うのか分からない」という方も多いはず。
精油とは植物の花・果皮・果実・根・葉など天然の植物の様々な部位から抽出された、天然成分100%のオイルです。
天然成分100%なのでアルコールや水などは一切添加されていません。
「エッセンシャルオイル」と呼ばれることもあります。
そのため精油は「香りを楽しむだけでなく、天然素材にこだわったアロマキャンドルをつくりたい」という方におすすめです。
精油を使ったアロマキャンドルは虫よけ用として使われるケースも多く見られます。
ただし原液はかなり香りが強く、直接皮膚に付けたり内服したりすることはできません。
またキャンドルに一定以上の精油を入れるとすすが出ることもあります。
一方でアロマオイルは精油や人工的に製造された香料をアルコールや他のオイルで薄めています。
アロマオイルは100%天然ではなく、あくまでも香りを再現しているだけ。
しかし精油(エッセンシャルオイル)と比べて香りに持続性があり、安価な値段で手に入れられるというメリットがあります。
アロマオイルは人工的につくられたオイルですが、体に悪影響があるわけではないので、好きな香りがあれば気軽に楽しめます。
あくまでもお得に、香りを楽しむ目的ならアロマオイルを、香りと共に天然素材100%にこだわるのなら精油(エッセンシャルオイル)を使うようにしましょう。
お得に買える精油ショップはここ♪
100%天然成分でできている精油は比較的高価です。
でも、「できるだけリーズナブルにアロマキャンドルづくりしたい!」と思うのなら、お得に手に入れる方法がありますよ!
おすすめはAmazom(アマゾン)でも買えるNAGOMI AROMAです。
精油の専門店で買うと1本あたり1,000円ほどかかるものが、NAGOMI AROMAなら6本セットで1,200円程度で購入できます。
これほど安く買える理由は2つ。
- 信頼のおける海外の生産者から原料を直接大量購入し、自社で小分け瓶詰加工している
- 国内での高価な検査や過剰な包装などをせず、徹底的にコストカット
このような工夫をしているから、卸売価格で販売されているのですね。
品質や安全面でもNAGOMI AROMAの精油は高クオリティ。
内閣府に公益認定された、アロマテラピー関連で唯一の公益法人「AEAJ」に認定されています。
そのため精油が入った瓶のラベルには、必ず8項目の精油製品情報と4項目の注意事項が記載されていて安全の面で徹底されています。
私も精油はNAGOMI AROMAを使っています。
精油専門店の実店舗で買ったものと比べても、香りもいいし、品質も劣りません!
もちろん、値段は高いものの精油の専門ショップでも精油は手に入るので、気になる方は足を運んでみてください。
実店舗を持つ精油の専門ショップなら、「生活の木」が充実しています♪
無印良品でも精油が手に入ります!
おすすめの香り
アロマキャンドル用の香りを選ぶポイントは「自分の好きな香りを選ぶ」ということ。
自分が気に入る香りでなければリラックスできないし、他の人が好きな香りを自分が好きになれるとは限りません。
それほど、香りは人によって好みが違うんです!
とはいえ精油を使ったことがないと、どの名前の精油がどんな香りなのかは分かりません。
最初は自分の好きな香りを見つけるために、色んな精油の香りをテストしてみることが大事です♪
香りは人によって好みが全然違いますが、参考として私のおすすめの精油を表にしてみました。
表には
- 精油
- おすすめの使用シーン
- 香り
の3つをまとめています♪
表を横にスクロールするとすべての情報を見られます!
精油 | おすすめの 使用シーン | 香り |
---|---|---|
レモン | 朝起きた時 | すっぱくて、スッキリ 爽やか、清涼感 |
オレンジ | ティータイム | ほんのり甘い あまり香りがきつくない |
グレープフルーツ | 掃除をしている時 | 甘酸っぱい香り 爽やか |
ティーツリー | 休憩時 | 森の中を思わせる香り リフレッシュできる香り 清涼感 新鮮 |
ユーカリ | 勉強・読書・ 仕事の時 | スッとする涼しげな香り 頭の冴える香り |
ローズマリー | 勉強・読書・ 仕事の時 | 落ち着くハーブの香り |
ローズゼラニウム | お風呂タイム 夜のリラックスタイム 寝る前 | 華やかな香り 優雅 疲れが癒される |
ラベンダー | 夜のリラックスタイム 寝る前 | 疲れが癒される よく眠れる香り |
この表にまとめた情報は、あくまでも私の個人的な使い方・感じ方ですが、ご参考になればうれしいです♪
「精油について詳しいことをもっと知りたい!」という方には、和田文緒さん著「いちばん詳しくて、わかりやすい!アロマテラピーの教科書」がおすすめです。
代表的な精油の解説や使い方、豆知識などが網羅されています!
本はAmazomで購入できるので、探してみてくださいね♪
キャンドルへのアロマの加え方
キャンドルにアロマを加えるタイミングは、湯煎でろうそくを溶かし終えた時です。
熱いままのロウに精油を入れると香りが飛んでしまうので、粗熱を取ってから精油を入れます。65℃~70℃程度の時に入れるとベストです。
精油は使用するロウの5%が目安。
精油は1滴あたり0.05mlなので、
ロウの量(g)×0.05÷0.05ml
という計算になります。
たとえばロウの重さが80gの場合、精油は80滴加えると適切です。
思ったよりたくさん入れるんですね!私も初めて知った時、びっくりしました。
ちなみに体に害の少ないワックスを使って天然素材100%のアロマキャンドルを作るのなら、ソイワックスや蜜ろうなどを使うのがおすすめです。
アロマキャンドルに色を付けたい場合は、ロウにアロマを垂らしてから削ったクレヨンで着色しましょう。
手づくりキャンドルを楽しむのはこんな時♪
「手作りキャンドルをつくってみたけれど、実際どんな時に使ったらいいのか思いつかなくてタンスの肥やしになっている・・・」
そんなお悩みはありませんか?
せっかく手づくりキャンドルをつくったのなら、日々の生活に取り入れたほうがキャンドルの持つ心身へのリラックス効果の醍醐味を味わえます。
ふとした場面でキャンドルを使うことで、生活の質も暮らしの豊かさも格段に上がります♪
「疲れやすい心の状態を改善して、無理のない豊かな毎日にしたい」
そんな願いはキャンドルのある生活で叶えられます。
具体的にどんな時にキャンドルを使えばよりリラックスできるのか、おすすめのシチュエーションを9つご紹介します。
雨や曇りの日
お出かけしたくても、外に出るのが億劫になる雨や曇りの日。
家にこもりがちなそんな日は、外に出る代わりにどんなことを楽しめるでしょうか?
雨の静かな音を聴きながら内省的になる日には、キャンドルの灯がそっと心身の疲れを癒してくれます。
何か楽しいことをしようとしなくても、有意義なことをしなくても、ただ何もせずゆっくりと流れる時間を体験する。
お天気の悪い日にぼうっとキャンドルを眺めていると、頭の中を空っぽにして、心を緩められます。
不安になりやすく、落ち込みやすい日に
なぜか不安を感じやすい日や、気持ちが沈んで落ち込みやすい日ってありませんか?
仕事や私生活がなかなかうまく行かない時期だってありますよね。
あるいは女性なら特に、生理周期の関係で気持ちが塞いだり不安になりやすくなったりする日があるはず。
そんな日には帰って来たら、キャンドルで自分を労わってあげましょう。
実は「キャンドル・セラピー」と呼ばれるセラピーがあり、キャンドルを使って不眠やストレス・不安を緩和できます。
キャンドルの炎は、f分の1ゆらぎと呼ばれる木漏れ日や小川のせせらぎなどの自然界のリズムで揺らいでいて、人間の心拍にも調和し、深いリラックス効果をもたらしてくれます。
キャンドルが心の調子を整えてくれるのですね。
「色んな気分転換を試してみてもなかなか効果を感じられなかった」という人は、一度キャンドルの火をぼうっと見つめる体験をしてみましょう。
私もいろんなリラックス方法を試しましたが、キャンドルの火を眺めるのが一番効果的でした!
温かい光がやさしく包み込んで癒してくれます。
朝起きる時に
朝、起きるのに一苦労。
そんな方にもキャンドルはおすすめのアイテムなのです。
なかなか起きるのが億劫な時にも、キャンドルを灯してみると気持ちよく朝を迎えられます。
朝の時間帯に特におすすめなキャンドルは、柑橘系の香りのするアロマキャンドル。
私が柑橘系でよく使うのはレモンです!
フレッシュで爽やか・清々しい香りで、気分が晴れて、気持ちよく一日を迎えられます。
1日のはじまりである朝の時間帯と相性がぴったりの香りです。
レモンのアロマキャンドルなら、香りも朝に最適だし、炎の揺らぎを眺めながらリラックスした状態で気分よく起床できます。
朝に嗅ぎたい好きな香りのアロマキャンドルをつくってみてくださいね!
食事
食事の際、食卓の灯りにこだわったことはありますか?
実は食事の時に食卓の灯りをキャンドルにするだけで、料理が何倍にもおいしく感じられるようになります。
キャンドルの炎はオレンジ色で暖色なので、料理の見た目をよりおいしそうに見せる効果があります。
オレンジ色の照明でも料理はおいしそうに見えますが、キャンドルの場合は料理に陰影ができるので、食卓がよりロマンチックな雰囲気になります。
食事の時に使うキャンドルは、料理の香りを邪魔しないよう、香りの無いものを選びましょう!
キャンドルの灯りの高さは22~23cm程度だと、人の顔も料理もほどよく照らしてくれます。
ひとりで食事する時も気持ちが落ち着いて料理の味を楽しめるし、家族やパートナーとの食事の時間もより一層豊かになります。
ティータイム
日常にティータイムを取り入れると、心身がリフレッシュして作業や勉強もはかどります。
そんなティータイムのお供となるのは、クッキーと紅茶だけではありません。
キャンドルも添えると、ふだんのティータイムに温かい雰囲気がプラスされ、もっと充実します。
ティータイムにおすすめのキャンドルは、ティーライトキャンドルです。
サイズも手の平にちょこんと乗るくらいの小さなサイズで、気軽に付けたり消したりできるので、短時間のティータイムにも使い勝手が抜群です。
薄いアルミ製あるいはプラスチック製のカップに入ったキャンドルで、使い切りタイプになっています。
燃焼時間はものによりますが、4時間程度。
ティーライトキャンドルは水の上にも浮くので、フローティングキャンドルとしても使えます。
水の上に浮かべて使えば火事にもなりにくいので、火が心配な方にもおすすめです。
好きな色のティーライトキャンドルをつくって、お茶のお供にしてみては?
読書
静かに読書に集中したい。
そんなシチュエーションでもキャンドルが活躍します。
読書スタンドを付けながら、机の上にキャンドルを置けばリラックスできて読書もはかどります。
アロマキャンドルなどを置くと、より集中し、充実した読書時間を過ごせます。
読書して文字を読み疲れた時に、ふと机の上に置かれたキャンドルの炎のゆらぎにも癒されるのでリラックスできます。
お風呂
一日の終わりに湯船に浸かって疲れを癒す至福のひとときに、キャンドルをプラスするのも◎。
お風呂の淵に置いてみたり、湯船に浮かべてみたり、好きなように楽しめます。
お風呂場の灯りを消して、キャンドルだけのやさしい光の中でお風呂に入れば、夜はぐっすりと眠れるはず。
お風呂でキャンドルを使う時は、
という8つの点に注意しましょう。
キャンプ
キャンプする時にもキャンドルが大活躍します。
キャンプ時にはランプを使うことが多いですが、代わりにキャンドルを使うとより雰囲気も出ます。
電池などで灯りをつけるランプでなく、自然の火をキャンドルで灯すので、より原始的なためキャンプの楽しさも倍増します。
またアロマキャンドルは虫よけ用キャンドルとしても使われることが多いことで知られています。
虫が多くなってくる初夏や夏のキャンプで、虫刺されなどに悩まされているのなら、虫の嫌う香りの精油でアロマキャンドルを手づくりするのもアリ。
今までわざわざキャンプの虫よけ用キャンドルを購入していたのなら、今度は自分で虫よけキャンドルをつくってみるのもキャンプの醍醐味ですね!
ストレッチ、ヨガ
セルフケアとしてヨガやストレッチを生活に取り入れているのなら、キャンドルをお供にしてみましょう。
実際にキャンドルをたくさん灯した空間で行なう「キャンドルヨガ」と呼ばれるヨガもあります。
キャンドルヨガは、
- 快眠、不眠解消
- 精神安定
- 右脳と左脳を調整し、アイデア企画力を強化
などに役立ちます。
実際に「キャンドル・セラピー」と呼ばれる不眠やストレス・不安の解消を促進するセラピーもあるので、キャンドルヨガでストレスを解消しながら心の調子を整えられます。
もっとキャンドルを楽しむためのアイテム4つ
せっかく手づくりしてみたキャンドルを、もっとおしゃれに楽しみたくありませんか?
ほんのすこしだけアイテムにこだわってみると、キャンドルの楽しさは2倍にも3倍にも広がります。
もちろん、そんなに費用も掛かりません。
100均や300円ショップなどでキャンドル用のおしゃれアイテムを手に入れられます♪
ここでは実際に私が使っているキャンドル用アイテムをピックアップしますね!
受け皿
キャンドルを灯す際には、溶けたロウが机に張り付いて固まらないようにするためにも、受け皿を用意すると汚れずに済みます。
受け皿は家にある小皿などでもOK。
100均(特にセリア)には、かわいいデザインの小皿があるので、お気に入りを見つけてキャンドル用に購入すると楽しめます。
受け皿もインテリアとして、キャンドルを飾っておく時に台として下に敷いておくのもおすすめです。
お部屋や机周りの雰囲気がキャンドルとかわいい受け皿でパッと明るくなり、居心地が良くなりますよ。
キャンドルグラス
おしゃれなレストランのような、ロマンチックな雰囲気をお家で楽しむなら、キャンドルグラスがあると便利です。
キャンドルグラスを使えばキャンドルがむき出しにならずグラスに囲まれるので、「火が周りに燃え移らないか心配・・・」という方も安心して使いやすいです。
キャンドルグラスも100均のものを使えます。
ポイントはキャンドルの火で割れない耐熱用グラスを選ぶことです。
セリアではキャンドル専用のものがあるので便利です。
こちらが私の購入したセリアのキャンドルグラスです♪
キャンドル専用のグラスなので、耐熱もバッチリで安心!
ティーキャンドルなど小さなキャンドルを入れて使うのにぴったりのアイテムです。
キャンドル立て
食卓でキャンドルを使う時は、22~23cm程度の高さに火を灯すと料理や人の顔をきれいに照らせます。
キャンドルをすこし高い場所に置きたい時には、キャンドル立てが役立ちます。
キャンドル立てはいろんなショップにありますが、私は3Coins(スリーコインズ)で購入したキャンドル立てを愛用しています~
しっかりと重みがあって、倒れにくいので使い勝手も良いです。
こんなふうにテーブルの上でお茶を飲みながらキャンドルを楽しんでいます。
私の場合は写真のように使っていますが、長細いキャンドルを差し込めるタイプのキャンドル立てにもなります。
浅めのガラス容器
キャンドルの火気が心配なら、フローティングキャンドルがおすすめです。
フローティングキャンドルは水の上に浮かべて火をともすタイプのキャンドルで、誤って別のものに火が燃え移る可能性も低いです。
フローティングキャンドルを楽しむためには、キャンドルを浮かべるための水を入れる容器が必要です。
容器の大きさは好みでOK。
いくつかフローティングキャンドルを浮かべたい場合はすこし大きめのガラス容器を用意しましょう。
私は100均(セリア)で買った小さなガラス皿をフローティングキャンドル用に使っています♪
写真のようにカットの入ったガラス皿だと、キャンドルの灯りが水に揺らぐ様子が机に映し出されてきれいです。
水と灯りの反射は温かみがありながら、涼しげで癒されるので、切込みのあるフローティングキャンドル用ガラス皿があれば夏の時期もキャンドルを楽しめます。
キャンドルづくりのQ&A
はじめてのハンドメイドキャンドルづくりでは、キャンドルをつくることに精いっぱいで、細かな注意点まで気が向かないことも多いはず。
でも安全に快適にキャンドルをつくるためにも、いくつか知っておきたいことがあります。
ここではQ&A形式で、注意点と知っておくと便利なことをご紹介します。
Q.(質問)の部分をタップすると、A.(答え)が出てきます♪
Q.ろうそくは直火で溶かしてはダメ?
A.ガスコンロの直火で溶かすのは危険です。
なぜなら鍋にろうそくを入れてガスコンロの直火にかけると、溶けたロウが引火するからです。
必ず湯煎をしましょう。
IHコンロを使う場合は、ろうそくを鍋に入れて直接溶かせますが、高温になるとIHでも引火する恐れがあります。
引火の心配を防ぐために、温度計で温度を見たり、湯煎をしましょう。
Q.キャンドルの芯はどんな糸でもいい?
A.キャンドルの芯は綿(コットン)素材を使うのが一般的です。
自分でキャンドルの芯を作るのなら、必ず溶かしたロウに綿(コットン)の糸をくぐらせて、ロウをコーティングさせましょう。
キャンドル用の芯はタコ糸などで代用できますが、なるべくキャンドル専用の芯を使う用にするのがベストです。
キャンドル専用の芯を買う時には、「コットン以外の成分を含んでいるか」をチェックしましょう。
たとえば鉛などの金属が含まれていたり、合成繊維でできた素材を使っていたりすると、火をつけた時に有害物質が発生することもあります。
キャンドルをできるだけ安全に使用するのなら、オーガニックな素材を選ぶようにしましょう。
Q.無くてもいいけれど、あると便利な道具は?
あると便利な道具は、
- 温度計
- スケッパー
- 薬入れ
です。
温度計はロウを湯煎して溶かした時、細かな温度管理をする際に役立ちます。
スケッパーはチャンクキャンドルなどでロウのチップを作る時に、野菜をみじん切りにするように、ロウを細かく切ることができます。
薬入れはあらかじめ削っておいたクレヨンを色分けしてストックする時に便利です。
Q.キャンドルは体に害はない?
A.日常生活で使う分には、ほとんど害はないと言われています。
「キャンドルによっては有害物質が出る」ということを聞いたことがあるかもしれません。特に100均で手に入るろうそくなどに使われているパラフィンという種類のワックス(ロウ)は、健康に害があると言われることもあります。
海外の研究論文では、
石油由来のパラフィンであっても、自然由来のソイワックスや蜜ろうであっても、有害物質が発散されると言われる一方、「最悪の事態を想定しても健康を害するほどではない」とも言われています。
そのため100均などで安く手に入るろうそくでキャンドルを作っても、あまり健康に影響はないと思って問題はないでしょう。
ただしキャンドルの素材にもこだわるのなら、パラフィンワックスよりもソイワックスや蜜ろうがおすすめです。
いずれにせよ、どのワックスを使っても一般的に出回っているものなら心配する必要はありません。
Q.湯専用の容器に固まってこびりついたロウはどうやって掃除する?
A.
後片付けする時に困るのが、湯煎用の容器に固まってこびりついたロウではないでしょうか。
湯煎用の容器にロウがこびりついている場合は再び湯煎して、固まったロウを溶かします。
こびりついたロウが溶けたら、ティッシュで湯煎用容器の中のロウをふき取ります。
そのようにして、こびりついたロウの後始末をしましょう。
Q.ろうそくは直接お湯に入れて溶かしてもいい?
A.ろうそくは溶けると液体状になるので使えなくなってしまいます。
また水分量の多いロウの場合、お湯に入れて加熱するとバチバチと天ぷらの油のように跳ねるので危険です。
まとめ
100均で道具や材料を揃えると500円以内あるいは1,000円以内で済んでしまうため、コストも気にせずにキャンドルづくりをお試しできます。
今回ご紹介した簡単なハンドメイドキャンドルは、
①ティーライトキャンドル
②カラーキャンドル
③レイヤーキャンドル
④チャンクキャンドル(モザイクキャンドル)
の4つでした。
- ろうそくはガスコンロの直火で溶かさず、湯煎で溶かす
- ろうそくは直接お湯に入れて溶かさない
- 芯は天然素材のものを使い、ロウでコーティングしたものを使う
といった注意点も守りましょう。
家にあるものも活用しながら作れるので、お家時間の楽しみの1つとしてハンドメイドキャンドルを作ってみてください♪
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