東京・世田谷区で開催される世田谷ボロ市は、レトロな雑貨やアンティーク・ヴィンテージ雑貨が好きな人、食べ歩きが好きな人にはたまらなく楽しいイベント。
つまり世田谷ボロ市とは、食べ歩きと掘り出し物探しを楽しめるイベントです。
今回私は2022年12月16日(金)と2023年1月16日(月)に開催された世田谷ボロ市へ行ってきて、食べ歩きを楽しんで来たのでレポートしますね!
さっそく食べ歩きスタート
食べ歩きが好きな人には朗報!
世田谷ボロ市では商品の並んだ露店だけでなく、おいしい食べ物を売る露店もたくさん出店しています。
おいしいもの好き、屋台好きな私もすかさず食べ歩きをしてみました。
いざボロ市の入口へ!
交差点「世田谷駅前」の横断歩道で世田谷通りを渡ると、世田谷ボロ市の入り口が見えました。
世田谷通りから折れた道沿いに小さな露店がたくさん並んでいます。
世田谷ボロ市の入り口を入ってすぐ、既においしそうな食べ物の屋台が両脇にありました。
甘酒がおいしそうですね。
でも今はすこし我慢。散策しながら色々な露店を見比べてから、気になるものを食べることにします。
❝虎が猫になる味❞、シャーピンを発見!
そのまままっすぐ歩いていくと黒地に金文字で「虎が猫になる味」というキャッチーな文句が書かれた屋台を発見。
実はこのお店、世田谷の地元民の知人から美味しいとオススメされていたお店なので、早速列に並んでみました!
威勢の良い店員さんが鉄板の上でシャーピンを焼いています♪
ちなみに知人からは「餃子をぺちゃんこに潰して焼いたような食べ物」と聞いていました。
2022年12月16日(金)に私が並んだのは13時過ぎのお昼時、2023年1月16日(月)に行ったときには10時45分ごろでしたが、両日とも前に7~8人くらいしか並んでいませんでした。
2023年1月16日(月)のときは雨でしたが、下の写真のような様子でした!
次々焼けるので、3分ほどで順番が来ました。
お値段は1個500円。
できたてホヤホヤで熱々なので、ふぅっと息を吹きかけて冷ましながらいただきました。
作りたてのときは手に持っていても熱いので、気を付けてそっと持つようにしてみてくださいね!
お味はまさに、❝虎が猫になる味❞・・・!
もちもちとした香ばしい生地の中に、餃子の具より少し濃いめの具が入っています。
道端で食べていたら、シャーピンの隣でビールを売っていたおじさんに「シャーピン美味しいよね!ビールと一緒に食べればもっと美味しいよ!」と営業されました。笑
でもおっしゃる通り、ビールに合うこと間違いなし。ビール好きな方はぜひ、おためしあれ。
ちなみにたいてい毎年シャーピンの屋台は2店舗出ているそうですが、世田谷中央病院前にテントを張っていて、人が並んでいるほうのお店がおいしくてオススメなのだそうです。(世田谷生まれ、世田谷育ちの知人の情報(!))
さらにシャーピンを売っていたお兄さんによると、東京の色んなお祭りでシャーピンの屋台を出しているけれど、世田谷でお店を出すのはボロ市の時だけなのだそう。
世田谷ボロ市は東京でシャーピンを食べられる数少ない機会のひとつでもあるのですね。
とっても美味しいので、シャーピン目的で世田谷ボロ市へ出かけてもいいくらいだと思います!
1個で大満足のコスパ抜群まんが肉ハンバーグ!?
2022年12月16(金)に訪れた時は、シャーピンを食べた後、代官餅を買う前に引き続きおいしそうなものを売っている露店を探しました。
世田谷ボロ市の入り口からずっと、真っすぐにあるいて来ましたが、シャーピンの露店の少し先にフタバ薬局という名前の薬局があり、その角を右に曲がってみました。
すると世田谷ボロ市名物の代官餅の横断幕や世田谷代官跡を発見。
この通りの両脇にも食べ物や雑貨、古いものなどが並ぶ露店がたくさん!
少し歩くと沖縄料理屋さんの屋台があり、その近くにブラジル料理の露店もありました。
ブラジル料理屋さんの露店が気になって見てみると「まんが肉ハンバーグ」という魅力的なものを見つけてしまいました。
私が行った時は、大きいのにお値段はなんと300円。
お腹が空いたけれど、まだまだ色んなものを買いたいからコスパのいいものを食べたい。
そんな時にぴったりの屋台飯だなと思いました。
早速まんが肉ハンバーグを買って、いざ実食♪
1個買いましたが大きいので一緒にいたパートナーと分け合って食べました。
サイズ感は下の写真のとおり!
体格の良い成人男性の手の平くらいの大きさがあり、値段の割にボリューミーです。
チリコンカンのトマトソースに似たソースがハンバーグにたっぷりかかっています。
トマトソースはスパイスがきいていておいしいです♪
どんなお肉を使っているのかは分かりませんが、ハンバーグは牛肉というより豚肉っぽく、さっぱり&ふわふわとした食感でした。
油っぽくないので、とても食べやすいです。
世田谷ボロ市名物「代官餅」
そしてそして・・・!
2022年12月16日(金)のときにはまんが肉ハンバーグの次に代官餅を買い求めに行きました。
2023年1月16日(月)のときにはシャーピンの次に代官餅へ。
代官餅の横断幕に書かれた案内に沿って、いざ代官餅の販売場所へ歩きます。
代官餅が売られている場所は、一本道を折れた場所にありました。
売り場近くに来ると「最後尾」と書かれた札を持った係の方が立っていたので、その列に並びました。
2022年12月16日(金)に私が並んだ時はもう15時ちょっと前だったのですが、係の方が「ただ今の待ち時間は10分程度です」と教えてくれました。
下調べの時に「代官餅は1~2時間くらい列に並んで買った」という声をちらほら聞いていたので、ラッキーでした♪
後で調べてみたところ、お昼も過ぎた夕方の時間帯はわりと空いているみたいです。(ただし平日なのか土日なのかで違ってくるかと思います。)
一方で1月16日(月)の10時55分ごろに並んだときには最後尾の札を持った係の方に、1時間~1時間半待つと教えていただきました。
雨の日でしたが、代官餅を目当てに傘をさす人の列ができていました。
1月16日(月)も平日でしたが、こんなに人が並ぶんだなと感心しました!
ちなみに私は事前に作戦を立て、代官餅を買う前にシャーピンを手に入れて、熱々のシャーピンを冷ます間に代官餅売り場へと向かい、列に並んでいる間にシャーピンを食べました♪
シャーピンも粗熱が取れて食べごろになるし、代官餅の待ち時間も有意義に使えるのでおすすめです!
ちなみに代官餅は売り切れる時もあるそうなので、確実に手に入れたいのなら、早めに行くのがベストですよ~
係の方が他のお客さんに話しているのを聞いたところ、1月15日(日)は同じ11時頃には16日の3倍程度の長さの列ができていたとのことです。
やはり休日の世田谷ボロ市は人出が半端ではないのですね!!
SNSを見てみたら、並ぶ時間も1月15日(日)は3時間~4時間程度並んだとの声もあり、驚愕しました。
ちなみに写真には撮れませんでしたが、代官餅販売テントの中に臼(うす)が置いてあるのが見えました。
ちゃんとお餅をその場でついているんだなぁと、なんだかワクワク。
今年2022年12月はあんこ餅しか販売されていませんでしたが、2023年1月のボロ市では
- あんこ餅
- からみ餅(大根おろし)
- きなこ餅
の3種類が販売されていました。
2022年12月16日(金)はあんこ餅を、2023年1月16日(月)はからみ餅を買いました♪
お値段は800円、量は2人でもお腹いっぱいになるくらい。
お餅は8個入りでした。
「世田谷ボロ市名物 代官餅」と書かれた袋がなんともいいですね。
記念に世田谷代官跡の前で袋を持って写真を撮りました笑
お餅は温かいうちにいただきました。
つきたてのお餅はもっちりと温かく、あんこはすっきりとした甘さの上品な味。
あんこ餅の小豆は北海道産で、代官餅のためにわざわざ練ってもらっています。
じつは私はあんこがそんなに好きではないのですが、世田谷ボロ市のあんこ餅は後味がくどくなく爽やかなので、おかわりをしたいくらい気に入ってしまいました!
からみ餅は水気がきちんと切ってあり、大根おろしは甘味があって辛くありません。
実は大根おろしは大根の太さを指定しているのだそう。
一味と海苔が混ざっていて、ピリリとした中に海苔の香ばしさが相まって、お酒のおつまみにしても美味しそうなお餅だなと思いました。
いちおう味付けは限られた人しか知らない企業秘密です!
ちなみに今回、きなこ餅は食べませんでしたが、きなこはボロ市開催日に合わせて練っているため香りが強いのだそうです。
それぞれのお餅についての説明はこんなふうに代官餅売り場のテントに貼ってありました。
私は3種類の代官餅のうち、どれにしようか迷っていたのですが、この「代官餅のおいしさのひみつ」を一読してからみ餅にきめました!
まとめ
代官餅をパートナーと2人で平らげ、お腹いっぱいになったので、今回の世田谷ボロ市での食べ歩きは終わりにしました。
まだまだ食べてみたいけれど、今回は回り切れなかった露店がたくさんあるので、次回に期待です。
以上、2022年12月16日(金)と2023年1月16日(月)に私が訪れた世田谷ボロ市の食べ歩きレポートでした♪
「世田谷ボロ市ではどんなことを楽しめるのかな?」と疑問に思っていた方のお役に少しでも立てていれば幸いです。
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