「いくらリラックスしても休めた気がしないんだけれど、何をすればいい?」
思う存分たっぷり休んだつもりなのに疲れや緊張が和らがないこと、ありませんか。
多くの方が「休んだつもり」になっていて、本当に心から休めることは滅多にないのではないのでしょうか。
私もリラックスしているつもりでも、疲れ・緊張が取れないことが何度もありました・・・!
「疲れや緊張感をきれいさっぱり無くして、清々しい気持ちになれたらいいのに」と思う方も多いはず。
じつは休んでもリラックスできない理由ってちゃんとあるんです。
本記事を読むことでリラックスしにくくなってしまう原因と、その原因に基づいた効果的&簡単なリラックス方法が分かり、ストレス・緊張を解消して心から休めるコツを抑えられます。
私も実際に試してみたら、ストレスでイライラしたり先のことを不安に思ったりすることが無くなりました。
心から休めるようになって、パートナーのことを気遣えたり、今やっていることに集中できたりする余裕を持てています♪
この記事が「いつ休んでも休んだ気がしない!」という方のご参考になれば幸いです。
リラックスできない理由は脳にあり!
リラックスしたつもりなのに疲れが取れた気がしない理由は、リラックスタイム中も脳がずっと緊張しているから。
特に、「こうしたい」とか「こうだったらいい」といった欲望・願望があると、交感神経が働き、脳が緊張状態になります。
今の社会はテレビやスマホから情報がたくさん入ってきますよね。
それだけに無意識のうちに情報に刺激され、自分の欲望や願望にとって利益がある情報を勝手に集めてしまいます。
そうなるとリラックスしているつもりでも、脳は交感神経を働かせて緊張するので、疲れるのは当然ですよね。
一方で完全にリラックスして何も考えずにいられている時は、副交感神経が活発になり、血圧・心拍数共に安定します。
つまりリラックスするには副交感神経を働かせる必要がありますが、そのためには「何もしないことをする」ための工夫が必要です。
「隙間時間を有効に使う」、「すこしの時間も無駄にしない」といった考え方を手放しましょう。
休むには無駄な時間が必要なこともあるんですね!
とにかくボーっと何もせずに過ごせるようになってはじめて、本当にリラックスできるようになります。
- 通勤・通学での移動中はスマホを見ず、本も読まずに、外の景色を眺める。
- 本当に何もしないでベッドで昼寝をしたり、ぼうっと空を眺めてみる。
そういった時間を設けることで、何にも捉われることなく心身を休められます。
一方で医学博士・米山公啓氏によると、脳の「緊張」と「緩和」のメリハリが無さ過ぎるのも、リラックスできずに疲れる原因になります。
人間の脳は変化による刺激を求めており、ある程度の緊張があると、かえってその緊張から解放されるときに脳が深いリラックスモードに切り替わります。
たとえば久しぶりの友達に会ったり、知らない場所に出掛けたりすると、ワクワクすると同時にすこし緊張しますよね。
そのような緊張を感じて帰ってくると、とてもリラックスできます。
「休みの日は疲れて家にいるけれど、いくら休んでも疲れが取れない」という場合は、逆に出掛けてみるのも◎なのです。
もちろん、どこかに出掛けなくても家でふだん作らない手の込んだ料理を作ってみたり、パソコン作業が多いのなら休みの日は近所を散歩してみたり、
日常にちょっとした変化をつくるとリラックスしやすい脳になります。
ここまでの説明をまとめると、リラックスしやすい脳にするためには、
・自分の願望や欲望から離れ、何も考えない練習をする
・いつもの日常にちょっとした変化をつけてみる
といった2つのことを試してみると良いです。
リラックス効果を高めるためにすること4つ
せっかくリラックスする時間をつくっても、いざリラックスしようとしたところで、つい考えごとをしてしまうなんてことはありませんか?
私はよく丸1日リラックスしているつもりでも、余計な考えごとをしてしまいます~
体も心もしっかり無にするためには、簡単にリラックスできる環境づくりが大事です。
ここではリラックスしようとしてもソワソワしてなかなか休めない方向けに、リラックスする前にやることを4つご紹介します。
その4つとは
- 心をせわしなくする原因から離れる
- 十分な時間・期間を確保する
- 部屋の換気をする
- スマホやテレビは見ない
です。
ひとづずつ、ご説明しますね。
心をせわしなくする原因から離れる
せっかくリラックスの時間を設けても、心をせわしなくする何かがあると、そのことが頭から離れず疲れが取れません。
仕事がや家庭・生活のことなど、いろんな悩みがあるはず。
心からリラックスをするためにも、自分の心の大部分を占めているのは何なのか、自分の余裕を無くすものは何なのかを、しっかり突き止めましょう。
また心をせわしなくする原因がマイナスなものでなく、プラスのことであってもリラックスしにくくなります。
たとえば「数年後には自分のお店を出したい!」などの目標があるとします。
目標を持っていることはプラスのことですよね。
でもお店を出すという目標を持つことで、準備するべきことなどを常に考えるようになります。
すると無意識のうちにふだんからアンテナを張り続けるので、休んでいる時も頭のどこかで自分の目標のことを考え、脳が緊張状態になることが多くなります。
でもリラックスする時には一旦、お店を出したいという願望から心理的に離れるようにしましょう。
とはいえ、自分の心や頭の中を大きく占めていることは雑念となり、リラックス中も無意識に考え事をしてしまいます。
そんな時は無理やり考えないようにするのではなくて、すこし離れた場所から自分を眺めてみるのがおすすめ。
たとえばこんな感じです。
2年後には自分のお店を出す準備をしているけれど、うまく行くか不安・・・
ということをリラックス中に考えてしまったら、心の中で自分に向けて
へぇそうなんだ、私は今将来のことで不安なんだなー
と他人事のように受け止めてみます。
心配ごとや悩み事を考え込むのではなく、自分自身からすこし距離を取って、どこか他人事のように受け止めてみると緊張や不安が和らぎ、心からリラックスできるようになります。
十分な時間・期間を確保する
できれば何も予定がない時に、リラックスの時間を取ると効果抜群です。
他に予定が入っていると、リラックスの時間を設けても別の予定のことを考えてしまいます。
たとえば15時から美容院に行く予定があると、
「あと1時間で出掛ける準備をしなきゃ!持ち物はあれとこれと・・・」などとソワソワしてしまいませんか。
やらなきゃいけないことがあると、脳がリラックスどころか緊張してしまいます!
そうならないためにも、休養を取る時は何の予定も入れないようにしましょう。
リラックスの良さは「今ここ」に集中すること。
体だけでなく、精神的にも自分を解放してあげられるための時間をたっぷり用意しておくのが理想です。
丸1日お休みの日をつくったり、夜寝る前に時間をつくったりして、リラックスする余裕を生活の中につくりましょう。
部屋の換気をする
頭の中をすっきりさせるために、リラックスする前には部屋をしっかり換気します。
新鮮な空気を取り入れると、ボーっとしていた頭の中が自然と整理整頓されて、清々しい気分になります。
十分に空気が入れ替わってから、リラックスタイムをスタートしましょう。
スマホやテレビは見ない
できるだけ緊張をなくすため、リラックス中はスマホやテレビは見ないようにします。
スマホやテレビからはひっきりなしに膨大な情報が流れてくるので、目にすると多少なりともストレスがかかったり、何かを考えたりしてしまいます。
リラックスの時間にはリラックスをすることが目的です。
気をそらす何かをできるだけ省くようにしましょう♪
簡単にリラックスできる方法15
究極のリラックスとは、何もしないで心と体を休めること。
でも最初からボーっとしたり、何もしない時間をつくったりしようとすると、逆に「何かしなければ」と思ったり退屈に思ったりしてしまいませんか?
そんな時に試しやすい、簡単なリラックス方法をここで15ご紹介します。
その15のこととは、
- 部屋の灯りを暗くする
- 部屋を整える
- 香りをたのしむ
- あたたかくする
- 寝る
- おいしいものを食べる
- 読み物する
- 音楽・環境音を聴く
- 無音にする
- 落ち着く動画を見る
- 予定のない日をつくる
- きれいな景色を見る
- 人と会わない
- 散歩をする
- ふだん行かない場所に行く
です。
ひとつずつチェックしていきましょう。
部屋の灯りを暗くする
ちょっといいホテルや雰囲気ある純喫茶・バーなどは、すこし暗めですよね。
暗めで仄明るいランプなどがついているお店に入ると、安心しませんか?
じつは暗めの照明にはリラックス効果があります。
人間には暗くて狭くて温かい場所を求める「胎内回帰願望」があり、暗い場所にいると安心する性質があります。
胎内回帰願望は、
「人には胎児期の記憶があり、普段は無意識に収められているはずのその記憶が、時折、子宮への郷愁という形で現れるとする説」
目白大学教授 渋谷昌三教授より
と言われています。
部屋を暗くして落ち着く環境にするのに便利なアイテムは、
- 間接照明・ランプ
- キャンドル
です。
間接照明・ランプは自分のお気に入りのデザインのものを選んでみましょう。
雑貨屋さんにも素敵なランプがあるし、Amazonなどオンラインでもたくさんの種類があります。
キャンドルも気に入ったデザインを見つけて買ってもよし、ハンドメイドで簡単に作れるので自分でつくってみるのもよし。
キャンドルには「f分の1ゆらぎ」と呼ばれる特別なリズムがあります。
このf分の1ゆらぎというのは、光や音、振動などに含まれており、生体が本来持っているリズムと同じリズムであるため、人間に本能的な快感や安らぎを与えてくれます。
f分の1ゆらぎで、人の脳内にα波が発生してヒーリング効果を得られます♪
小川のせせらぎや木漏れ日、木の年輪、電車の揺れなどもf分の1ゆらぎを持っていると言われています。
キャンプに行って焚火をしたり、子供の頃の林間学校でキャンプファイヤーをしたりした時に、燃える炎につい見入ってしまった経験はありませんか?
それはf分の1ゆらぎの癒し効果が関係していたのですね。
f分の1ゆらぎは自然のものに含まれているので、部屋でもキャンドルを灯し、「炎」という自然を取り入れてみるとリラックスできますよ。
キャンドルにはf分の1ゆらぎ以外の効果も。
気になる方は下の記事もご覧くださいね!
キャンドルの具体的な効果について書いた記事はこちら♪
部屋を整える
「なんだか最近、気持ちが落ち着かない!」とソワソワすることってありませんか?
たしかに仕事や生活のことで考えることは多いけれど、特に困っていることもない。でも、心がザワザワしてリラックスできない。
そんな時には、部屋を片づけてみるのも◎ですよ!
手を動かしながら、体を動かしながら行なうリラックスは、目の前の作業に精神を注ぐ有効な方法です。
片付けは「今この時」に心が向く作業なので、今やっている作業以外のことを考えにくくなります。
部屋を整えながらリラックスする方法のポイントは、「片付け終わった後の部屋をイメージしながら作業する」ということ。
机の上や引き出しの中を整理しながら、片付けた後の部屋がどんなふうに素敵な空間になっているかを想像する。
そうすることで、頭の中に掃除以外の考えごとが入り込む余地はなくなります。
とはいえ「どんな部屋にしたいかイメージできない!」ということもありますよね。
そんな時には、Instagram(インスタグラム)やYouTube(ユーチューブ)などで素敵な部屋の画像を見つけたり、Vlogを観たりするのがおすすめです。
「自分もこんな部屋にしたい!」と思えるような部屋を見つけたら、その部屋をイメージしながら片付けしてみるといいです。
部屋の整理整頓はただ片付けるだけじゃなくて、リラックスもできるし、自分の好みの空間に変えてゆくワクワク感も味わえます。
香りをたのしむ
「すっきりとしない気分や緊張している時に、すぐにリフレッシュできる手段があればなぁ」
そんなふうに思うときには、香りに頼りましょう。
いい香りを嗅ぐと、一瞬のうちに良いイメージができたり、楽しい気分になれたりします。
香りは記憶とも深く結びついているので、思い出の香りを嗅ぐと気持ちが和みます。
たとえば私は古いタンスや古い家に行くと、子供の頃に訪ねたおばあちゃん・おじいちゃんの家の香りを思い出します!
香りを楽しんでリラックスする方法は、散歩して外の空気の香りを嗅いだり、アロマオイルや精油を使ったりするのがおすすめです。
私は精油が好きで、アロマディフューザーを使って部屋で香りを楽しんでいます。
アロマディフューザーは小さな加湿器のようなアイテムで、水に数滴精油を垂らしてスイッチをオンにすると、蒸気と共に良い香りが部屋に広がります。
アロマディフューザーはだいたい新品で3,000円~4,000円程度、中古だと1,000円~2,000円程度で手に入ります。
精油は専門店の実店舗に出向いて買うと高いですが、Amazonなどで買うと1,000円台で購入できてお得。
私のオススメは、NAGOMI AROMAの「お試しセット」という6つの精油のセットです!
Amazonで購入しました~
アロマディフューザーと精油があれば、いつでも好きな香りで気分を切り替えられます。
あたたかくする
自宅はもちろん、出先などで緊張感をほぐしてリラックスしたいと思う時ってありませんか。
体はもちろん、気持ちを物理的に・すぐにリラックスさせるのなら、温かくすること。
体を温めると、気持ちも緩みます。
出先であるのなら、温かい飲み物を買って、飲んだり手首に当ててみたりするとリラックスできます。
あるいは小さなホッカイロを持ち歩いて、いつでも・どこでも温まることができるようにするのもおすすめ。
一方自宅で温まる時におすすめなのは「あずきのチカラ」です。
あずきのチカラはハート型の可愛らしい袋の中に小豆が入っていて、レンジで温めて使います。
温かいだけでなく、あずきから蒸気も出てくるので、温泉に浸かっている時のようにホカホカ。
あずきのチカラは私のイチオシアイテムです!
肩首用・目元用・お腹用などいろんな箇所を温められるように何種類かあるので、温めたい部分に対応したものを選びましょう。
価格帯は1,000円前後です。
また自宅でリラックスするのなら、温かいお茶にこだわってみるのも◎。
日本茶・中国茶・紅茶・ハーブティーなど、色んな種類・香りのお茶があるので、自分の好みのお茶を探してみるのも楽しいです。
ゆっくりとお湯に使って疲れを癒すのも効果絶大なリラックス方法です。
自宅のお風呂はもちろん、たまには温泉に行ったり、近所の銭湯で湯船に浸かるのも気分転換になります。
湯船に浸かりながら顔やリンパのマッサージをしたり、足裏のツボを押したりすると、血行が良くなってより一層リラックスできます。
寝る
一番効くリラックス方法と言ってもいいくらい効果的なのは、好きなだけ寝るという方法です。
特に何もできないくらい疲れている時には寝るのが一番!
好きなだけ寝ることに罪悪感を感じる方も多いかもしれません。
でも寝れるだけ寝ると、疲れが取れて、起きて活動をする元気が戻ります。
たとえば1日何もない時間があったとしたら、丸一日寝る日を作ってもいい。
夕方に起きてもいいし、夜に起きてもいい。
「今日は好きなだけ寝ていいし、満足できるまでひたすら休んでもいい」と自分を許してみましょう。
休養を取る自分を許し、受け入れられるようになると、心の深い場所から精神的にリラックスできるようになります。
おいしいものを食べる
緊張感を和らげてリラックスしたい時、自宅ではなく外でもリラックスしたい時にすぐ効果の出るリラックス方法は、おいしいものを食べること。
食欲は人間にとって本能的な欲求なので、満たしてあげると体も心も満足して、気持ちが和らぎます。
「おいしい!」と思える感覚に集中できるので、食べている間は余計な雑念が消えやすいです。
朝・昼・晩の食事はもちろん、特にお茶をする(ティータイムの時間をつくる)のはおすすめです。
ティータイムの時間に小休憩することで、自分がやっている作業をいったん休止し、寛ぐ余白をつくれます。
それまでやっていた作業から自分を解放してあげることで、緊張感で固まった頭と心をほぐせます。
ちなみに飲み物にもこだわると、リラックス効果が増します。
香りや風味を楽しめる紅茶やコーヒー、精神的な鎮静作用などのあるハーブティーなどを用意してティータイムを過ごすとなお◎
読み物する
頭の中の考えごとやごちゃごちゃとした雑念を整理して、すっきり清々しい気分でリラックスしたい。
体だけでなく、心もしっかり休めたい。
そんな時におすすめなのが読み物をするということ。
イギリスのサセックス大学の研究チームによると、たった6分間の読書をするだけでストレスはおよそ70%も軽減すると言われています。
仕事や日常のことを自分の頭の中だけでぐるぐると考えていると、解決策が見つからず、悶々としてしまいませんか?
考えれば考えるほど、悩んでしまうことってありますよね。
でも本や読み物を読めば、自分以外の人の体験に基づいた知恵をインプットできるので、解決策も見つかりやすいです。
あるいは自分の悩みや考え事を解決してくれる実践的な本でなく、小説などであってもOK。
小説やエッセイなどを通して自分のいる世界とは違った世界を体験できるので、視野が広げられて心と頭をゆるめられます。
リラックスしたい時に読むといい読み物は「安心できる読み物」です。
なるべく自分の背中をそっと押してくれるような、自分の味方をしてくれる本を見つけて読みましょう。
自分を肯定してくれて、「大丈夫だ」と心から安心できる気持ちになれるものを読むと、精神的に休まります。
疲れた時や、立ち止まりたくなった時、安心したい時に何度も読み直す一冊を見つけるといいです。
音楽・環境音を聴く
音楽や環境音を聴くのも、効果的なリラックス方法の1つ。
お気に入りの音楽を流せば、いったん目の前のことを置いてリフレッシュできますよね。
あるいは静かで落ち着く音楽をかけると、気持ちもゆったりとして精神的な面でもリラックスできます。
歌詞のある音楽もいいですが、歌詞の無い演奏だけの音楽は言葉が無いので、頭の中を空っぽにしてくれます。
歌詞のない音楽で言えば、たとえば私の場合はジャスをよく流します。
音楽だとつい聞き入ってしまってリラックスできない、という方もいると思います。
その場合は環境音を流すのもかなりおすすめです。
夏の夜の虫の声やセミの声、小川のせせらぎ、風の音など、YouTubeなどにたくさん自然の環境音があります。
本当に自然の中に身を置いているような気分になり、リラックスできます。
私は夏の夜の虫の声が好きで、これをかけると田舎に行ったような気分になります♪
メロディーや歌詞のある音楽が苦手な方は、自然を感じられる環境音を試してみてくださいね!
無音にする
「常日頃から無意識に考え事をしていて頭の中が忙しい」という場合におすすめなリラックス方法は、無音にしてみるということ。
音楽もラジオもかけません。
無音にすると余計な情報が入ってこないので、音や話声などのふとした情報から考えごとをし始めることが減ります。
メロディーや言葉に触れると良くも悪くも、心が揺さぶられるので、多少のストレスがかかります。
でも何の音もしないと、考えごとのきっかけになるものが少なくなり、気持ちも+でも-でもない平穏な状態になります。
音の刺激が無いので、疲れや緊張の元になる要素が減って楽です。
人によりますが、無音な環境にすることでストレスフリーになれる可能性もあるので、試してみる価値はあります。
私もよく無音状態の部屋で過ごしてリラックスしています~
落ち着く動画を見る
YouTubeでほっとできる動画や、落ち着く動画を見てリラックスるのも効果抜群◎
ペットの動画や暮らしのvlogなど、ほっこりとした気持ちになれる動画はYouTubeでたくさん見つけられます。
お気に入りのチャンネルを見つけて、リラックスしたい時・疲れた時に、なんとなく流してみると心が満たされます。
個人的にオススメするのは映像と音楽だけが流れていて、人の話し声が聞こえないチャンネルです。
たとえば私のお気に入りのチャンネルは、暮らしのvlogのfatabaさんのチャンネルです。
掃除をしたり、料理を作ったり、器を紹介したりと、丁寧な暮らしの様子が映像と静かな音楽で表現されています。
生活の知恵や、心の整え方など、実用的な知識や生き方・考え方なども気楽に眺めながら参考にできるので、見ているだけでも気持ちが豊かになります。
予定のない日をつくる
休みの日は何かとお出かけの予定や、やらなければならないことを片づける予定を入れてしまいがちではありませんか?
「周りの人が休みの日も活動的にしているから、何かしなければならない気がする」と思うこともあるはず。
もちろん、休日に予定を入れて何か目的を持って活動することでリフレッシュできる人もいます。
でもすべての人にその方法が効くわけではありません。
何も予定を入れず、ぼうっと過ごしたり、特に何をするわけでもなく気ままに過ごすことで、元気になれるタイプの人もいます。
私も休みの日は何も予定を入れないでリラックスすることで、また気力が湧いてくるタイプです!
予定を入れず、何もしないで過ごすことで、
- 考えごとや日常のことで忙しくなった心を落ち着けられる
- 何もしない自分を許せるようになる
- 何かを好きだ、素敵だと思える感性を取り戻せる
- 自分を労わる余裕ができることで、そばに居る人に優しくなれる
といったことができるようになります。
出掛けたり人と会ったりすることに疲れを感じやすいタイプであるなら、まる1日、何ひとつ予定のない日をつくってみましょう。
予定のない日を過ごすポイントは「何をしても自分を許す」ということ。
好きなだけ寝ていてもいいし、YouTubeを見てもいいし、1日中お菓子作りをしていてもOK。
何もしなくても「何もできなかった」と自分を責める必要もありません。
むしろ何もしないための1日を設けているので、何もしなかった自分を褒めるくらいでちょうどいいのです。
きれいな景色を見る
「自然に触れ、きれいな景色を見たら、自分が抱えているモヤモヤを手放せた」という経験はありませんか。
たとえば私は学生の頃、試験勉強で疲れていた時に旅行に行って自然の中をトレッキングしたことがあります。
自然しかない環境に身を置いたら、自分の日常のことを忘れて、「今この瞬間の豊かさ」に夢中になれました!
たまには日常から離れた景色のきれいな場所に行ってみて、自然にどっぷり触れると、「自分の日常は選択肢の1つでしかないんだな」と思えて気が楽になります。
心がゆるんで、広い視点から自分の日常を見直せます。
それに、わざわざ遠出してきれいな景色を見に行かなくても大丈夫。
家で自然を題材にしたYouTubeチャンネルなどを見るのもおすすめです。
私も時々、日本の山や田舎の風景を撮ったYouTubeや登山・トレッキング関連のYouTubeを観ています。
すぐにきれいな景色のある場所に行けなくても、YouTubeで心洗われる景色を見るだけでリラックスできます!
人と会わない
「人と会うとつい『丁寧におもてなししないと!』と気を張ってしまって、とても疲れる」という経験はありませんか?
私はしょっちゅうあります!笑
そんな人には、人と会わない日が必要です。
どちらかというと1人で過ごすのが好きで、人と会うと疲れやすい人が心からリラックスする方法は、人と会わない日をつくることに尽きます。
人と会うことに疲れるのは、相手の気持ちや都合を考え、相手に合わせた言葉をかけたり、相手に負担がかからないように行動を取るから。
自分のことよりも、相手に気持ちよく過ごしてもらうためには何をすればいいか考えてしまうが故に、自分のことを後回しにしがち。
そんな人は人に会わない日を作って、自分のことだけを考えてみるとリラックスできます。
よく人間の性質は内向型・外向型で分けられると言われていますが、内向型の人はひとりになる時間を作ることでリラックスしたり、ストレスを発散できたりします。
外向型の人は、人と会うことでリラックスできるので、真逆すぎて驚きますよね!
「同じ人間でも、内向型と外向型でリラックスの方法がこんなにも違うのか!」と驚きました!
ちなみに人づきあいのポイントは、本当に波長の合う人を大切に、つかずはなれずの適度な距離感を保ち続けること。
自分が大切にしたい人たちを大切にできることが幸せです。
無理をして人づきあいや交流を広げるよりも、自分が豊かな心でいられる人間関係を保つことが重要です。
散歩をする
じっとしていても、リラックスできないなと感じるのなら、軽く散歩すると体も心もほぐれます。
散歩をしていると自然と周りの景色に目が行くため、適度に気が逸れるし、ほどよい刺激を受けられます。
仕事や生活の考えごとややらなければならないことから少し離れて、目の前にあるものを楽しめるきっかけになります。
「こんなところに新しいお店ができたんだ!」
「近所にこんなきれいな景色があったんだな」
「今日の空はきれいだな」
といった新しい発見がたくさん。
ちなみに1日40分程度散歩をすると体の血の巡りが良くなって、脳の動きも活性化するため、深いリラックス効果も期待できます。
ふだん行かない場所に行く
単調な日々を送り続けていると、「特に何もしてないのに疲れやすいな」と思うことはありませんか?
変化のないライフスタイルを送っていると、脳がリラックスしずらくなるという研究結果も出ています。
リラックスする時間をつくっても疲れが取れなかったり、精神的にリフレッシュできずに悶々としているのなら、脳の緊張と緩和が足りていない可能性があります。
そんな時にはふだん行かない場所に行って、ふだん体験しないことをしてみるのがおすすめ。
いつも自宅でごはんを食べているのなら、たまには雰囲気のいいレストランに出掛けてみる。
休日はだいたい家で過ごしているなら、今週末はちょっと遠出をしてみる。
最近まったく旅行をしていないなら、久しぶりに旅行をしてみる。
そうやって日常生活の中に緊張するシーンを作り出すことで、緊張から解放された時、脳が深くリラックスできます。
「いくら休んでも休んだ気がしない」という方はぜひ、試してみてはいかがでしょうか。
キャンドルは自宅に居ながら非日常を演出するリラックスツール
単調な日常生活・忙しい日常生活に変化をつけつつ、リラックスできる時間をつくりたい。でも、外に出るよりも自宅でまったり過ごしたい。
疲れが溜まっている場合、そもそもインドア派である場合は、無理をして外出するよりも、部屋の中でゆっくり過ごしながらリラックスしたいですよね。
そんな時、いとも簡単にリラックスモードにしてくれるのがキャンドルです。
- 自宅で楽しめる
- お金がかからない
- 非日常感がある
- 創作(キャンドルづくり)も楽しめる
- 癒し効果がある
こんなメリットがあります。
キャンドルを使ってリラックスするなら、
- ティータイムのお茶やお菓子を食べながら
- 自宅の夕食時の食卓に
- 寝る前にゆったりとした時間を過ごしながら
といったシチュエーションがおすすめです。
キャンドルの灯りが作り出す雰囲気に浸りながら、いつもと違うお家のリラックス時間を過ごせます。
ひとりでぼうっとキャンドルの炎を見つめたり、キャンドルを眺めながらパートナーや家族と食事やお茶をしたり、キャンドルの優雅な雰囲気の中お風呂タイムを楽しんだり。
いろんな場面でキャンドルを使えば、日常生活にちょっとした変化を加えられ、気軽な気分転換ができます。
キャンドル1つに火を灯すだけで、日常とは別の世界にワープし、自分の頭の中をクリアにして、気持ちに余裕を持てるようになります。
このブログでは今後、キャンドルのことをたくさん発信していくので、チェックしてみてくださいね!
ちなみに100均の道具・材料で簡単にキャンドルが作れます♪
まとめ
休んでいるのに休んだ気になれないのは、自分の希望や願望・欲望について考えることで脳の交感神経が働いているため。
常に何か有益なこと・有意義なことをしなければならないと思わされてしまいがちですが、時にはそれがストレスの原因となります。
心からリラックスするには、
- しっかりと「何もしない」ことに徹する訓練
- 日常に変化をつける習慣
が必要です。
そのうえで今回ご紹介した15の簡単なリラックス方法を試してみて、自分が一番楽になれるものを見つけてみましょう。
気軽にリラックスするのであれば、キャンドルはおすすめなので自宅で試してみてくださいね♪
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