東京には有名な散策スポットがたくさんありますよね!
でも人ごみに紛れなくていい、落ち着いた街を散策したくなる時ってありませんか?
「穴場でのんびりと時が過ぎるのを楽しみたい」という気分の時に、お散歩好きな私が一押しするのどかな街があります。
九品仏は自由が丘のすぐ隣の街。
小さなカフェやベーカリー、緑がすがすがしい浄真寺などがあり、忙しい日常から離れ、ゆっくりした時間を過ごすには間違いないスポットです。
この記事では九品仏駅周辺の散策スポットをご紹介します!
さっそく九品仏駅に降り立ちました。九品仏駅はとても小さく、のどかな駅。電車は大井町線しか通っていません。自由が丘駅と尾山台駅にはさまれています。
自由が丘エリアまでは歩いていける距離で、九品仏川緑道を歩けばたどり着きます。
さて、改札を出てみましょう。
こぢんまりとした駅なので、改札は1つしかありません。待ち合わせをする時は分かりやすくて便利です。
改札を出て右に行くと商店街が、左に行くと九品仏という名前の由来にもなっている九体の仏像で有名な浄真寺とその参道があります。
まずは右へ進んで商店街へ。
すぐ右側に小さなスーパーマーケット「プチマルシェ フジ」があります。
短い商店街ですが、ふだんの生活に必要な食料品や日用品を買う時はこの商店街で済ませることができます。
もうすこし歩いてみると、まいばすけっともあります。
ここでもだいたいの食料品や日用品を揃えられます。
まいばすけっとの先にはドラッグストアのココカラファインも。
じつはこの商店街、ドラッグストアやスーパーマーケット以外にもカフェやベーカリーも点在しています。
ほのぼのと街散策がてら、香りのよいパンをお土産に買ったり、カフェでひとやすみしたりできるんです。
緑の屋根が目印のこのベーカリーはハンスローゼンというお店です。
実は、昔この九品仏店で私はアルバイトをしていました!
木の温もりが感じられるかわいらしい店内には、何十種類ものパンが所狭しと並んでいます。
本格的なドイツパンやフランスのパンというよりは、昔懐かしい柔らかなパンが多いです。
小さなお子さんから、大人まで、あらゆる世代に愛される、食べやすいパンが特徴的です。店内はパンの香りでいい匂いがあふれています。
ハンスローゼンはケーキやラスクなどの焼き菓子が人気で、特にこちらのパウンドケーキはすぐに売り切れてしまいます。
パウンドケーキは4種類。スコッチ―ケーキ、オレンジケーキ、レモンケーキ、いちじくのケーキです。
一番人気なのはレモンケーキ。すっきりと爽やかな味わいです。
ハンスローゼンの他にも、neuf(ヌフ)というベーカリーもあります。neufはハンスローゼンから九品仏駅の方へ戻る途中にあります。
neufはハンスローゼンとはまた違ったテイストのベーカリーなので、ハンスローゼンのパンと食べ比べをしてみるのも1つの楽しみ方です。
九品仏駅の方へと戻る途中には花屋も。
植木鉢で育てられる植物から、贈り物としての花束までここで手に入れられます。
ひととおり商店街を散策し、九品仏駅に戻ったら反対側の浄真寺方面へ進んでみましょう。
浄真寺参道への横断歩道が見えてきますが、その手前には古本屋があります。
のどかな街にぽつんとお店を構える古本屋で掘り出し物が無いか、寄り道する時間も乙なものです。
古本屋から横断歩道を渡るとすぐ、浄真寺への参道入り口です。
この参道は緑が多く、脇には腰をかけて休めるスポットがあるので心行くまでくつろげます。まさに「穴場スポット」と言える場所です。
参道の途中には公園もあり、小学生くらいの子供たちが元気に遊んでいる光景をよく見ます。
参道をまっすぐ奥まで進むと、浄真寺の入り口があります。境内に入るといっそう、爽やかな緑が茂っていて、心が浄化されます。
新緑の季節は透明感のあるモミジの葉がきれい。
境内には桜の木もあり、じつはお花見の時期は穴場スポット!私も桜の季節には必ず行きます!
ちらほら人はいますが、混むことは無く、のんびりと桜を鑑賞できます。
広々と開放的な境内で、静かに桜や新緑、紅葉を眺められるので、喧騒から離れたい日にはぴったりの場所です。都会の穴場という言葉がしっくりきます。
すこし日常から離れて癒されたい時や、自然に触れてリフレッシュしたい気分の時には九品仏で散策してみては?
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